前回、 ICMP redirect を使って ローカル用サブネットから VPN 用サブネットに経路制御しているという話を書いた。
これはやや不安定ながらも動いていたのだが、最近の Windows や Mac では ICMP redirect の受け取りが無効になっているため、この方法は使えなくなって困っていた。
昨日、何か手はないかと Linux のマニュアルを眺めていたら Proxy ARP という方法を発見。 ローカル用のサブネットにあるマシンに対して、 VPN 用のサブネットにあるマシンが同一サブネットにあると誤解させた上で、ルータ B に代理 ARP 応答をさせることで、 VPN 宛のパケットを ルータ B に吸収させるという仕組みである。
これで最近のクライアントでも VPN 内のマシンにアクセスできるようになった。
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